会社の形を選択

起業家といっても、必ず株式会社を設立するということに焦点を絞るわけではありません。株式会社を設立することが第一だと思うときもありますが、事業内容などによっては株式会社としての申請を受け付けてもらえないという場合もあります。株式会社として設立したいとしても最低限提示されている条件を満たしていないとどうしようもありません。また条件というものにしても、完全に自分ひとりで立ち上げた『発起設立』か、もしくは複数の強力を持って会社設立までに至った『募集設立』かで必要となる書類などが異なってきます。

  • 資本
  • 必要事項をまとめた定款
  • 自分、もしくは一部引き受けてもらった株式の詳細な出資額

簡単に言えば上記を全て用意することが出来れば誰でも株式会社として設立することができるが、現在の改正された商法においてはある一定額の資本金を用意することができなければ株式会社設立を認める事はできないとして定められていた『最低資本金制度』というものが廃止されたことで、例え無一文であっても用意に株式会社を設立することができるようになったことで、ある意味では全ての起業家を応援するという側面を持つ様になったと言われています。ただ私からすればそんな簡単に誰もが会社を設立することができるようになるのは危険なようにも思えますが、どうこういっても仕方ないでしょう。とにかく、今の時代ではどんな人でも簡単に最低限用意することが出来たら設立できるのです。

しかしながら必ずしも株式会社という法則に捕われない起業スタイルというものを貫く人もいますが、そのことを『個人事業主』のことを指しています。わかりやすくいえば芸能人も大半はこちらの枠に当てはまるのです。株式会社と個人事業主、どちらの起業というスタイルを取るのかについてははじめる事業内容で異なってくると思いますが、社会的な信用などを求めている場合には圧倒的に前者の起業スタイルを取るべきでしょう。取ることが出来ない場合については後者のスタイルを選ぶという方法もありますが、この二つは具体的にどのような違いというものがあるのでしょうか?少し深くまで突っ込んで詳細に利点と欠点を掘り起こしてみましょう。

株式会社の場合

会社のスタイルとしてはもはや言うまでもない株式会社としての起業スタイルですが、先ほども話したとおり最低資本金制度がなくなったことで用意に誰もが起業することが可能となりました。そもそも起業と行ったら株式会社しか思いつかないだろうと思いますが、そんな株式会社としてのメリットというものは本当に社会的な信頼を得られるという点だけなのでしょうか?そういった詳しい内容については以下の通りとなります。

株を発行することが出来れば一般人からも資金供給を促すことができる
株式会社としては下部を大いに利用することで資金を得ようとすることが何よりも思い浮かぶことでしょう。とはいえいきなり株を発行するというのも困難な上、成長の見込みがあるのかどうかも分からない会社の株を買うほどブローカーの目というものの目は節穴ではないのであまり現実味はありませんね。
税金という面で得をする
税金に関する何らかの所得を分散させられることで控除などを利用することができるというのも利点となっています。

株式会社としてのブランドがあれば銀行もある程度の信頼を寄せてくれるという点ではいうまでもないでしょう、その他の利点としては株が発行できるということ、税金面で色々と節税という面で負担を軽くすることが出来るという点でしょう。更に会社の規模を考えて経理を担当する人を側に置いているなら、税金関係の書類を自分たちで作成しなくても良いというのも利点となっています。

では逆にデメリットとしてはどのようなことがあるのでしょうか。

決算広告の義務という責務
株式会社ともなれば決算書を毎年必ず公開しなければならないという規則があるので、また官報という完了などが見るための情報誌に掲載することもしなくてはならないので、その掲載料も支払わなければいけないのです。
役員の任期という時間的縛り
自分の会社なんだからずっと自分が役員として活動していく、ということが出来ないところが株式会社の辛いところです。役員として活動することができても、就任してから10年までは延長して立場についていられることが出来ますが、その後は必ず改選しなければいけないのです。

デメリットとして上げられているものをみると、デメリットというよりかはもはや必然といったところでしょう。任期というものにしても先延ばしするだけして改選するときに、まだ会社に留まりたいとすれば色々と考えて行動する人もいるのかもしれません。ただこういうデメリットを考慮したとしても、メリットという点と比較して考えたら多少なりとも負担を感じることになったとしても株式会社として設立した方がいいと言っていいのかもしれませんね。