フリーだけど、フリーではない

フリーランスとなったら生活スタイルは自分の思い通りに出来る、時間という束縛に縛られることなくのん気な生活をすることが出来る、そんな怠惰な生活を送れるのなら誰もがフリーランスというものになるでしょう。そもそも自由という言葉に憧れる人がいますが、自由というものの何に対して焦がれているのかが私には分かりません。むしろ人間というものは自由すぎる生活ではより自分に対して甘すぎる価値観を持つようになってしまいます。そうなったらまさしく井の中の蛙です、世間を知らないくせにすべてを知ったように振舞う姿は滑稽の一言に尽きます。本をたくさん読んで知らない知識を会得したとしてもその知識をどの場面で利用して、きちんとその意図を相手に判りやすいように伝えられるかどうかが知識の使い方です。貯めておくだけなら誰でもできます、それを生かすも殺すも保有している人次第です。

私の知り合いにもちょっとした人がいるのですが、その人も自由というものを目指して仕事に付かないで家の中でひたすら籠もっている人がいます。はっきり言ってしまうとひきこもりです、事業計画はあるといっていずれは開業するとために必要な準備を入念にしているだけだと話していますが、その人と話をしていて思う事があります。確かに何かしらの知識を得ているということは理解できるのですが、内容が常に飛び飛びで、主軸となるテーマがまるでつかめないというもはや議論をしているのではなく、言いたい事を話しているだけの状態となります。例えば野菜の事を話しているとしましょう、そこから何故か急に炭水化物というテーマに飛びます、しかしそのテーマも乗り換えて今度は調理道具の話へと脈絡もなく話題転換します。しまいには家というものの話という、最初のテーマは何処にいったんだというような会話内容となっているのです。そして急に元のテーマに戻って野菜と炭水化物、調理道具、そして家をまとめてこういいたいんだと話しますが、もはや聞いている人からすればさっぱりです。

大げさに表現しているというのもありますが、話のテーマの転換がまさしくこの通りなので、聞いている本人からすれば疲れるだけです。こういった状態になってしまうと自分が全てにおいて正しい、自分の意見を理解できない人間は自分よりも劣っているといった感情を持つようになります。今時の家から出ない人の特徴とも言っていいでしょうが、フリーランスとして活動する人も少し間違えばこのようになるのも時間の問題です。

確かにいろいろな制約から解放されたと思いたくなりますが、逆にさらにがんじがらめに自分というものを自分で束縛しなければいけないのがフリーランスとして重要なことだと私は考えます。自由ほど怖いものはないと思いませんか、自由という言葉の本質、そしてそんな自由に踊らされてしまうと自分というものがどうなってしまうのか、そんな末路を辿りたくなければ自分を律するという事をきちんと頭に入れておかなくてはいけないのです。

全てにおいてきちんと計画を立てる

フリーランスとして活動するとなったら、やはりある程度これからの生活というものをどのようにしていくべきなのかと考える必要があります。そんなフリーランスとして活動するとなった場合にとても重要なものといえる大事な事をいくつか紹介します。

早起きを心がける
朝が弱いから無理、なんて妄言は消してください。まずは生活習慣というものを整える事を維持しなくてはいけません。人間の活動時間というものは基本的に昼です、朝きちんと起きて模倣的な生活習慣というものを心がけることがフリーランスという自由労働というものにも重要な要素となります。夜しか作業が出来ない仕事などないですし、そもそも平均的に考えたら昼間に活動している企業が圧倒的に多い事を考えたら、朝から起きて仕事をするが基本でしょう。
自分というものにとらわれない
フリーになったからこそ、自分というものに縛られては逆にいけないのです。それまで縛っていたのならそこから開放的になって、今まで自分が知らなかったことへと関心を示すという事をすることが成功というものへの道を掴めるきっかけにもなります。また自分に化していたルールというものも基本的に掛けないようにして、いかにクライアントを尊重した仕事をこなすことができるかということに重点をおきましょう。自分本位な仕事ばかりしていては、結局道が閉ざされてしまうだけです。
他人の意見のありがたさ
人付き合いというものが限定的になりやすいフリーランスというものをしていると、どうしても他人の意見というものを聞くと意固地になってしまうこともあります。むしろここで他人からの批判を浴びるというものほど素晴らしいものはないのです、自分が全て正しいんだと思い込んでいるうちは成功など見えてこないと思っていいでしょう。
労働として当たり前の事をこなす
企業というコミュニティに属していないからといって仕事上の関係を庇護していいなどということはありません。業務上における秘密や制約は守ること、顧客との信頼関係をきちんと築くことというのは結局フリーランスになっても求められることなのです。
お金関係はシビアに、でも高望みはしない
フリーランスとして活動するとなったら、それまで以上に金銭的なものに関してはより厳しき管理するようにしなくてはいけません。仕事の対価となる報酬においてもその額が適切かどうかという事を見抜くことも重要となります。ですがいくら厳しくしても、最初の内は報酬がいきなり高額ということはないので、やはり堅実でいつつ、その上で支払われるべき金額が仕事と釣り合っているかなども把握することが求められます。

まだまだ他にも気をつけなくてはいけないことはありますが、こうしてみるとフリーランスって思っていた以上に大変なのかもしれない、そう感じる人がいてもおかしくないかもしれませんがこれが現実です。こういったことと最低限こなせる自身がない人にはフリーランスというものを行っていけるだけの力はない、そう思って問題ないでしょう。